メンヘラと呼ばないで

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恋愛下手な私が、いい女になるために頑張る雑記ブログです。

【映画 君の名は考察】なぜか残るモヤモヤはメンヘラ視点だから?※ネタバレあり

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こんにちは!
うさたそです。

 

皆さんは、「君の名は。」を見られましたか?
もう2年以上前だったということに驚きを隠せない私がいますが、
一時社会現象のようになっていてどこへ行ってもRADWIMPSさんが流れていて前前前世から探していたことを何度も教えてくれてました。
テレビでもCMを何度も見ましたよね。

そんな刷り込み効果に争う力もない私は喜んで映画を観に行きました。

会社の人たちもみんな「面白かった」「もう一度見たい」といい評価ばかりだし、
事前に行ってた友達は「あんなん泣かないわけにはいかない」とまで言っていたので
amazonのCMで涙する、ゆるい涙腺を持つ私はハンカチ2枚を持って映画館に出向きました。

 

しかし、実際見てみると目元は枯れきっていて出てくるのは涙ではなくモヤモヤした感情ばかり。

 

えぇ?これってメンヘラだから?!

 

ということで、今日はそんなひねくれた私がどうしてこんなに「君の名は。」に対してモヤモヤしてしまうのか、
自分の感情を紐解いていこうと思います。

 

「周りは褒めるけどなんだかな〜…」と思っている方、
「君の名は。ってそんな面白いかなぁ…」と思っている方に、

ぜひ共感していただけたら嬉しいです。

 

ネタバレありなので、見てない人は注意してくださいねー!

そもそも君の名はってどんな映画?

まずは確認のためにあらすじをもう一度見ておきましょう。

  

 

千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださ―い!!!」
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。
一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。
繰り返される不思議な夢。
そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。二人は気付く。
「私/俺たち、入れ替わってる!?」
いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。
「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」
辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……。
出会うことのない二人の出逢い。運命の歯車が、いま動き出す。

(公式サイトより引用)

 

要約すると

入れ替わって恋をしてすったもんだあってまた再会するって感じですね!

CMも「入れ替わってる〜〜?!?!?!」の部分が何度も流れていたので印象に残っている方も多いかもしれません。

男女の入れ替わりって漫画とかではたまに見ますが、君の名は。は少しファンタジー要素も強いのでちょっとしたどんでん返しが途中待っています。

 

では、早速ですがモヤモヤな感情について記していきたいと思います。

 

モヤモヤが止まらない!この感情を紐解く

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 入れ替わった相手のこと本当に好きになる?

まず、もう本当にこれです。ほぼこれ。
ただ入れ替わった相手のこと、好きになるものなの??

瀧くんも三葉ちゃんも、他の人からモテるくらい顔が良いからよかったものの
どっちかが顔が良くなかったら成り立ってなかったんじゃないかな〜と思ってしまいます。

まぁ、アニメって基本的に主人公ヒロインの顔が良いものであるとは思っていますが
今回は2人の絆みたいなのも感じないし、感情移入ができない…

 

それに入れ替わってお互いの人生に関与して「こんな風に見られてるんだ」ってわかるのもきっとメリットばかりじゃないはず。

「知らないくらいの方がお互い楽しく生きれる」ことって男女だと絶対あると思うんですよね。
それを、実際体験しながら生きても相手を好きになれるって2人ともどれだけ人徳積んで生きてきてるんだろうと思ってしまいます。

私なら秒で嫌われる自信ある。

 

「好きだ」より「名前」を書いた方が結果良かった!!

そして、気になるのはあの一番盛り上がるシーン。

「忘れないように手に名前を書いて」と三葉ちゃんが頼んだのに
「好きだ」と書いた瀧くん。

 

いや絶対名前書いた方がいいよーー?!?!
っていうかそれは直接口で伝えた方がいいよーー?!
現代っ子?!やっぱり現代っ子やからLINEで言っちゃう世代のやつーー?!

という感情で超もやもや。

 

ちなみにあのシーンが泣ける人が多いらしい…

 

名前書いてたら思い出せたかも知れんのに「好きだ」って書いてしまったことで
名前わからんくなって結局再会まで遠回りしてるし。

私なら、あそこで嬉しいとはならずに
「いや名前書けよ!!!」ってなります。

だって、必要だから名前書こうって言ってんじゃん!!!!

 

仕事とかで、頼んだことをやらずに違う方面に気を使って他のことやって結局やり直しさせられる人を見てる時と同じ感情かも…。

 

探し続けて、最後会えたという描写

そして最後に気になってしまったのがラストシーン!
ラストシーンまでモヤモヤするんかい、って感じですが…(笑)

 

やっぱりどこかで誰か(相手)を探している。というシーンです。

いや、2人ともモテそうやし絶対探しながら色々してきてるやん!(偏見)
そんな冷めた学生、いるもんですかね?菩薩なのかな?

そんな過去の恋愛遍歴(しかばね)を乗り越えて出会えたこれが運命なのね。
という気持ちを暗に感じてしまうくらいには私はこじれています。

過去の恋愛の人たち、かわいそう!!!(確認ですが偏見です)

自分と付き合ってる時に「本当は心に決めた人がいる」と思われながら付き合うってことになるわけでそんな辛いことってないですよね。


誰が決めたかわからない運命の人探し続けるよりも一人一人に向き合った方が絶対に人生楽しいのに、もはやある意味被害者なのかなって思ってしまう。

 

以上3つの理由から私はどうしてもモヤモヤがぬぐえませんでした。

 

「君の名は。」の面白いところもちゃんとある!

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しかし、そうは言っても人気が出た大作。
映画を見ていて良かった・面白かったところもたくさんありました。

 

映画館で音楽とともにとても綺麗な映像を見たときは「こんなに綺麗な映像と音楽ってあるのか」と思いましたし、何度も映像の綺麗さに胸を打たれました。

出てくる女の子も可愛い子が多かったしみんな足も細くて綺麗。

 

そして、何より「ちょっとエロい」のもとても好きです。
”口噛み酒”という恋愛経験があまりなさそうな人が考えそうなお酒をガチで映画館で流すあたりもふりきれてて最高。

あのお酒を呑みたかったのはきっと瀧くんだけではないはず。

 

君の名ははやっぱり社会現象だった

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前半ただの愚痴みたいになってしまってすみません(笑)

 

お読みいただきありがとうございました!

 

個人的にモヤモヤはしながら見てしまいましたが、映画に対してこれだけ賛否両論が上がるというのはやはりそれだけ注目があった証拠なんだなと思います。

そしてその渦に巻き込まれに行った私もその1人だったわけです。

悔しいけど。

 

まだ見ていないという方は、
私のモヤモヤしたシーンをどういう風に思うか?!
考えて見てもらえれば嬉しいです!

 

見たことある方は、
また賛成・反対の感想をお待ちしております!(笑)

 

それではまたお会いしましょう!

 

ばいちゃ!

 

 

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