こんばんは!
うさたさそです。
皆さんはこんな言葉を聞いたことがありませんか?
「学ぶ」は「真似ぶ」からきている。
人の真似をして吸収しろ。と…
私もまずは真似をすることってとても大事だと思います。
子供だって、大人がしていることを真似して色々なことを覚えて行きますからね。
しかし、自分を高めていきたいなら・仕事で成功したいなら
それだけでは上手くいかないんじゃないかと思っています。
今日はそんな「学ぶ」と「真似ぶ」の大きな違いについて
過去に自分が失敗した経験から自論をお話させていただきたいと思います。
「色んなことを吸収しているつもりでも上手くいかない」
「これからの方向性に迷っている」
「読んだ本の通りに進めてるはずなのに…」
という方にとって参考になれば幸いです。
この記事は
・一度自分の腑に落とすくせをつける
・自分らしさを見つける第一歩である
という3つの内容でお話させて頂きます。
「真似をする」と学べることは確かにいっぱいある
日本では、”真似をする”ということはどことなく嫌煙されるイメージがありませんか?
どんな業界でもいわゆる”二番煎じ”と見られると「真似しただけじゃん」なんて
時には反感をかってしまったりもします。
しかし、真似自体が悪いことではありません。
「真似ることから始めろ」は会社でよく言われる
会社員をしていると、「とりあえず真似ることから始めろ」なんてことはよくビジネス書に書かれていたり
直接上司から言われた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
これを言われるのは大きく
・真似ているうちに思考が身につく
という2つの理由があるからではないかと私は思っています。
会社という閉鎖的空間の中で大切なのは「1人1人の個性」というわけではない事が多いです。
会社を維持するために、色々な先人たちの経験や想いを経て作り上げられてきた常識を守り維持していく。
そのことを口頭で伝えるには、言う上司にもエネルギーがいりますし言われる新社員も
「自分の常識と逸脱している」ことでストレスになりかねません。
しかし、「とにかく真似をしている」と思いながら行動を続けていれば…。
「あぁ、これがこの会社のやり方なのか」と自分の行動と心理を一致させるために
自分自身さえも納得させたくなってきてしまうんですよね。
会社としても、信頼における上司の真似をして育ってもらえれば
大きく逸脱した行動をされる心配もありません。
また、そういった会社の治安維持以外にも
実際、新入社員の人たちは真似をしているうちに一連の流れを覚える事ができますし
そこから上司の思考を読み解き身に付けることもできます。
1から口頭で教えてもらって、メモをして…ということをしているよりも とにかく行動をしてみることで気づけることはたくさんありますよね。
起業家も”模倣”をしている
「真似をする」ことの良さを言われているのは会社員の方に向けてだけではありません。
ビジネスの世界でも「模倣は独創の母ある」ということさえ言われています。
例えば、ヤマト運輸は基本的な戦略を吉野家からヒントを得たと言われています。
当時の吉野家は、いくつもあった料理のメニューを牛丼一つに絞り込んでいました。
荷物の(サービスの)多角化によって利益率を落としていたヤマト運輸は
「吉野家のように、思い切ってメニュー(運ぶ荷物)を絞り込み個人の小荷物しか扱わない会社」
になるということを考えたとされています。
その他にも、TSUTAYAはレンタルビジネスを金融業界に例えてビジネスの本質を掴んだという話もあります。
このように、”真似をする”ことから新たな仕組みや事業が作られるということも事実なのです。
ただ真似をするだけだとそのままで終わる
「じゃあ、真似ってやっぱりいいじゃん」と思われるかもしれませんが
私は、「ただ真似をしている」というだけでは何も成長に繋がりませんでした。
それはどうしてなのか、詳しく見ていきます。
例えば、
ブログで成功しているAさんという方がいるとします。
Aさんは
・youtubeでは「ブログを書くときのマインド」について述べている
・twitterでは「ブログのことをポジティブにツイートすることで共感を得る」という方法でフォロワーを獲得している
インフルエンサーと言われる位置の人です。
この人に感銘を受け、「自分もやってみよう」となった場合
・youtubeの配信をする
・twitterを始める
という3つのタスクを始める必要がありますよね。
そこでBさんは
・youtube→「自分がブログを書くときのマインド」について配信をする
・twitter→「ブログを副業として始めたことで人生が豊かになった」というツイートをする
といった行動に出ました。
同時期に始めた、Cさんは
・youtube→子供とできる日常英会話について配信をする
・twitter→子供と実践した「日常英会話の成長記録」について書く
といった行動に出ました。
さて、Aさん、Bさん、Cさんの行動を見たときに
Bさんの方が、よりAさんの行動を忠実に真似できていますよね。
しかし、長期的な目で見たときによりファンを集めやすいのはどちらでしょうか。
答えはお分かりかと思いますがCさんです。
Aさんの行動を再度振り返ってみましょう。
このバラバラに見える3つのタスク。
しかし、一貫しているのはターゲットとしている層が「ブログを始めたい人・始めたての人」ということ。
変わってBさんは
カフェのことを書いたりはたまたブログのマインドを書いたり、ブログの良さを書いたり
全てのタスクに対してターゲット層がバラバラですよね。
その点、Cさんは
とターゲット層が「子供に英会話を習わせたい人、習い始めた人」というターゲットが明確にされています。
真似をするときは本質を見抜く
Bさんは行動やツイートの真似をすることを重点的に起き行動していたのに対し、
Cさんは「どうしてAさんがそういった行動をしているのか」という本質的なところを見抜いて
行動をしています。
この、「なぜ目標とする人はこの行動をしているのか」という部分を考えないまま真似をしてしまうと
Aさんが成功した理由と、大きくかけ離れてしまうことがあるのです。
もともと私が自分でメディアをやっていた頃は完全にBさんのタイプでした。
とりあえず真似をしてがむしゃらにやっていればいずれ身につくと思っていましたが
何も考えないまま同じことを繰り返していても月日が経つのみで身につくことはほとんどありませんでした。
考えすぎて動かないのではなく、まずは行動してみることが何よりも第一歩として大切ですが
そのあとの分析・調査・反省・考察という考える時間を取ることで
”模倣の良さ”というものはより一層引き立てられるのだと思います。
過去の経験から、私自身がブログやSNSの運用をするときも
参考にするブログやSNSを見て
「なぜ相手はこの行動をしているのか」
「なぜこの行動に人は反応するのか」
という分析を積み上げ、一度自分の腑に落として自分なりに吐き出す作業は
必ずするようになりました。
真似から”自分らしさ”を組み合わせることができる
そして、そんな分析を繰り返すようになると
「自分流」「自分の特技」「自分の性格」と組み合わせることで「自分らしさ」を生み出せます。
過去に私がやっていた「とりあえず教育系で絞ったらどうにかなるだろう」という甘い考えをやめ
目標となる人から運用方法やマネタイズの方法を本質的に学び
そこから自分自身をより表現できることと掛け合わせることを探すように心がけています。
それが相手に伝わることで
”新しい””目標にしたい”と言われる人になっていけるのではないかと考えています。
私自身も、まだまだ模索中ですがどんどんいろんなことは吸収したいです!
吸収した知識を最大限に自分自身で活かせるように
「真似」の上手な活用法をもっともっと研究していきたいと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
自分自身の苦い経験から(笑)、今私が考えている「真似」ということについて
お話させていただきました。
これから何かを始めようとしている方や
自分の方向性に行き詰っていた方にとって
少しでも参考になれば嬉しく思います。
以上、真似されてみたいうさたそがお送りしました。
それではまたお会いしましょう〜!
ばいな〜ら〜!